オックスフォード大学とマヒドール大学の主催による国際会議

REMAP-CAP Japan 日本地域研究管理委員会(RMC)/日本調整事務局(RCC)の齋藤と一原が、Mahidol Oxford Tropical Medicine Research Unit (MORU, https://www.tropmedres.ac/) が中心となって推進している、集中治療の研究ネットワーク Critical Care Asia-Africa (CCAA) の会合に招待され、参加してきました。 テーマは Implementing an innovative electronic registry in a new regional intensive care network to improve quality of care and establish a platform for clinical trials in resource-limited settings in Asia-Africa で、バンコク(タイ)にて開催されました。

CCAA はアジア・アフリカ地域で10以上の国にまたがる国際臨床レジストリを運営しており、これを使って REMAP-CAP にも参加しています。国際臨床レジストリを起点とするさまざまな国際協力について、成果と課題、今後の方向性が活発に議論されました。齋藤、一原も発表し、好評を博しました。日本と複数の国のチームが、さらなる共同研究を立ち上げることも決まりました。

世界一流の研究者のネットワークによる REMAP-CAP は単一の試験を超え、研究、政策、その他のさまざまな可能性に繋がります。今回の日本からの参加者はRMC/RCCの二人でしたが、今後は国内の関係者にとって、国際的な場面での活躍のきっかけを作れるように、日本事務局は努力していきます。